必見!ビジネスシーンで一切役に立たない世界のことわざ集
- 角刈リズム
- 2021年7月15日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年9月20日

ある日ふと社内で耳にした会話。
A「この前5分で作った企画書が通っちゃったよ」
B「それベーコン求めて、ソーセージ投げてるじゃん」
(ベーコン?ソーセージ?一体、何を話しているんだ……)
気になったらすぐ実行。調べてみるとドイツのことわざで、日本の「海老で鯛を釣る」=「小さな労力で大きな利益を得る」意味とのこと。さすがソーセージ文化のドイツ。
ということで今回はシュールで意味不明の摩訶不思議ワールド!一切役に立たない世界のことわざをビジネスシーンでの使用例とともにご紹介します。
Lesson 1: 努力せずして得た仕事を誰かに自慢したいとき

■使用例
A「やった~!仕事受注できた~!」
B「良く取れたね!」
A「落ちたドリアンを得たのよ」
「落ちたドリアンを得る」はインドネシアのことわざで、日本でいう「棚からぼたもち」。日本ではもともと庶民が甘いものを口にできる機会は滅多になかったため “ぼたもち”だったのが、南国の地ではなんと果物の王様“ドリアン”に変化します!
母語だとついつい努力せず何かを得たようなイメージを持たれがちですが……これさえ知っておけば、周りに角が立たずに成功体験が語れるなんてことも!「棚ぼた」と略すようにカジュアルに「落ちドリ」なんて言い換えてみてもいいでしょう。
Lesson 2:無理な仕事を依頼され、断りたいとき

■使用例
部長「ごめん、A君。これお願い。あとこれと……これと、これも今日中に仕上げてくれるかな?」
部下A「おでこより高いところに耳は生えてきません」
「おでこより高いところに耳は生えないでしょ」とツッコミたくなりますが、まさにその通りでロシア人が「誰にでも限界はある」という意味で使用することわざです。サラリーマンだったら、上司からの仕事のお願いは断りづらいもの。でも大丈夫!ユーモアあることわざで、無茶ぶりも撃退できるかもしれませんね。
Lesson 3:自信がない部下を激励したいとき

■使用例
部下A「人前で話すの苦手だし…プレゼン緊張します」
部下B「競合は4社…果たして勝ち抜けるのでしょうか……」
上司「君たちなら大丈夫。さぁオオカミの口の中へ!」
A&B「くたばれオオカミ!」
「オオカミの口の中へ」は“上手くいくよう幸運を祈る”という意味のイタリアのことわざ。英語でいうところの「グッドラック」のようなニュアンスです。激励されたら「くたばれオオカミ!」と言い返すのが礼儀のため、部下からの失言だと感じても、怒ってはいけません。
辛い時こそチームでコール&レスポンス!一致団結して、どんな困難も乗り切ることができるかもしれませんよ♪
ビジネスシーンで一切役に立たない世界のことわざ集はいかがでしたか?
知られていない言葉だからこそ、日常会話にまぜてみると、コミュニケーションが弾むきっかけになるかもしれません!是非、みなさんも社内で挑戦してみてはいかがでしょうか。
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