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  • 執筆者の写真角刈リズム

夢と感動を再び…今は無きスポーツの祭典の歴代珍競技集

更新日:2023年4月19日


2021年の話題といえばまさに、7月から8月にかけて東京で開かれたスポーツの祭典!

かくいう私も連日連夜、繰り広げられる熱戦でテレビにかじりついていました!



今大会は「スケートボード」や「スポーツクライミング」など新種目が採用され話題になりましたが、長い歴史の中では姿を消した封印されし競技もあるはず…。


今回は、歴代大会の中で、現代では考えられない珍競技をご紹介します!



① 過去最悪の観客動員率~クロッケー~


クロッケーは簡単にいうと、木槌で球を打ち、いくつかの輪を順番通り通過させ、最後に杭に当てた人が勝ちというイギリス発祥のスポーツ。

カラフルな球を使うことから、“芝生上のビリヤード”や“日本のゲートボールの原型”ともいわれています。

この競技が開催されたのは、なんと1900年パリ大会の一回きり。

なぜかというと観客がたったひとりしか来なかったから(原因は不明)。

もし選手で観客が一人しかいなかったら……と考えると言葉を失いそうですが、このご時世、無観客なんて当たり前ですね!

かつこの競技は、体力的にもハンディキャップがなく、老若男女が挑戦できるスポーツできるので世代関係なく選手として出できるのでは??

いつの日か観戦できる日を楽しみに待っています!



② 国際的な大会も近所の運動会に~綱引き~


父兄参加でおなじみの運動会競技「綱引き」。

誰もが四十肩という爆弾を背負って、必死に綱を引く父親の姿が脳裏に焼き付いているのではないでしょうか。

「綱引きなんて……」と思ったそこのあなた、ちょっと待った!

廃止された数々の種目のなかでも、元関係者が「本当に見ごたえがあるスポーツだ」と

話すほど、20年近くも採用されるほど、夏季の花形種目だったんです。

そして100年後の2020年。今大会で、日本綱引き連盟が追加競技入りを目指したのをご存知の方も多いのでは?

結果は……惜しくも一次選考で落選。4年後のパリこそは、是非見てみたいですね!



③ もはやスポーツでもない~芸術競技~


一見なんの関連もないと思われるスポーツと芸術。しかし、古代ギリシャではスポーツの躍動美を彫刻や音楽に落とし込むことで、文化が花開いたといわれています。

そこで1912年のストックホルム大会から種目として採用。建築・彫刻・絵画・文学・音楽の5部門で開催され、1948年まで続けられていました。

「どうやって、優劣をつけるんだ?」と思った皆さん、さすがお察しが良いです。

「審査が難しい」という理由で姿を消した、といわれています。


 

いかがでしたか?

今大会で行った競技も、未来では「無観客だったんだって!」とか

「こんなことやってたの!?」と驚かれているかもしれませんね。

開催することに賛否もありましたが、何よりも夢と感動を与えてくれた選手たちに大きな拍手を送りたいと思います!

ありがとう!

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