ありえへん?!It’s Culture Shock!~世界の年末年始事情~
- 角刈リズム
- 2022年12月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年4月19日
突然ですが、皆さん、年末年始はいかがお過ごしでしたか?
日本は年越しそばに、初詣、おせちなど
縁起を担ぐ文化が多いですが…海外の過ごし方気になりませんか。
ということで早速リサーチ!
今回は日本の年末年始とはわけが違う…世界各国の過ごし方を紹介します!

―世界の年末年始イギリス編―
「蛍の光」を歌いながら新年を迎える

卒業式で日本人にもなじみ深い「蛍の光」。
イギリスを中心とした英語圏では、新しい年を迎える瞬間に歌い始めることが多いのを知っていましたか?
もとはスコットランド民謡で「古き良き友を忘れない」という歌詞ですが、日本の“懐古”や“惜別”というよりは、“過去ではなく未来に前進する”イメージなのだそう。
同じ曲でも異なるニュアンスでとらえているのも、面白いですね。
ここでうんちくをひとつ。
閉店を知らせるBGMを「蛍の光」だと思った皆さん…違うのです。
これは「蛍の光」を編曲した「別れのワルツ」という別の音楽。
聞いてみると、確かに微妙に違う…。
興味がある方は是非、動画サイトで聞き比べてみてください♪

―世界の年末年始 アイルランド編―
古くなったパンを家の壁に叩きつける!

私たちが除夜の鐘をつきながら粛々と年を迎えるのに対し、約9600km離れたアイルランドでは古いパンで、壁やドア、家中を叩きつけているのです。
これは家の中の悪霊を追い払い、福を招くことで、新たな年もパンが十分にありますように、と願いを込めたお祓いなんだそう。
なんとなく節分の豆まきに近いですね。
ライス派の私からすると、
“古くなる=パンが余っている=パンは増えなくて良い”なんて発想になりましたが、きっとアイルランドの人も「落ちた豆を食べるなんて…crazy」と思うのかもしれません。。

―世界の年末年始 フィリピン編―
水玉の服を身に着ける

フィリピンの大晦日は街中に水玉模様の服で溢れかえります。
なぜ水玉なのかというと、水玉の丸い形は繁栄を意味する「コイン」の象徴で、
中国文化の影響を受けた風習とのこと。
さらに金運アップを願い、ポケットの中も小銭でいっぱいにすることで、ダブル験担ぎ!
初詣の参拝者が皆、水玉の服だらけだったら…と想像すると、
少しめまいが起きそうな気もします。

―世界の年末年始 ルーマニア編―
熊の毛皮を着て街を練り歩く

ルーマニアでは街を見渡す限りの、熊…熊…熊だらけの年末を発見!
熊は邪気を払う神聖な動物とされ、クリスマスから大晦日にかけて
熊の毛皮や着ぐるみに身に包んだ人々が、
歌い踊りながら家々を回るのが習わしなんだそう。
獅子舞のようなイメージでしょうか。しかし異様な光景…。
ちなみに昨年もマスクをした熊人たちが疫病退散を願い、街を練り歩いたようです。
日本でさえ「お雑煮の餅は丸餅派or角餅派?」なんて、コミュニケーションが弾む年末年始事情。海外の方にとっても、日本の文化にびっくり仰天することもあるはずです。
各国の違いを知ることで、自国の文化を紹介したり、他国の文化を取り入れてみたりと新たな楽しみ方があるかもしれませんね。
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