top of page
  • 執筆者の写真フルーツサンド

日本全国から発掘!思わず行ってみたくなる個性的な「駅」大集合

更新日:2023年8月8日

皆さん、こんにちは。

実は私、隠れ鉄オタなんです。


ということで今回は…

鉄道に興味がなくても何だかちょっと気になってしまう「面白い駅」をご紹介します。


まずは北海道から!



①糠南駅(ぬかなんえき・JR宗谷本線/北海道)


夏は牧草地、冬は雪原が広がる中にポツンとたたずむ糠南駅……。

それだけなら道内ではよくある駅のひとつですが、ここの待合室はなんと物置を利用。


北海道の平原にポツンとある糠南駅

広大な平原にポツンとある物置はシュールですよね


この駅の魅力に憑りつかれた鉄道好きが、極寒の糠南駅に集まる「糠南クリパ」。

個人が始めたのですが、今では町の名物イベントになっているのも微笑ましいです。



②比羅夫駅(ひらふえき・JR函館本線/北海道)


もうひとつ、北海道の駅をご紹介。

無人駅ですが、日本で唯一駅舎を宿泊施設として利用しています。

日常的でありながら、非日常感を味わえる宿……。


比羅夫駅は駅舎を宿として利用しています

泊まるベッドによっては「トレインビュー」が味わえるそうです


夏期(4月~10月中旬)はプラットホームで炭火焼バーベキューが楽しめるそうです。

2031年3月には函館本線(小樽~長万部間)が廃線予定なので、それまでに一度は泊まってみたいですね。



③筒石駅(つついしえき・えちごトキめき鉄道 日本海ひすいライン/新潟県)


地中深くトンネルの中にある「モグラ駅」。

有名なのは群馬県のJR上越線にある土合駅ですが、今回紹介する筒石駅もなかなかのもの。


地上にある駅舎とは約40mの高低差で、ホームまでの通路はトンネル掘削時の斜坑を利用しています。


筒石駅のホームから地上に上がる階段

気軽に電車から降りてこの階段を見たら、「あー……」て言っちゃいそう


地上からの高低差約40m、トンネルの中にある筒石駅のホーム

トンネルの断面を小さくするため、ホームは上下線でずらして配置されています


簡素な造りの筒石駅の駅舎

地上はプレハブ小屋のような簡素な造り……このギャップにやられます



ちょっと失礼だけど……廃坑のような雰囲気がたまりませんよね。

王道の「土合駅」をクリアしたら、次はこちらに向かいたいところです。



④JR日光駅(にっこうえき・JR日光線/栃木県)


「日光」と聞けば、誰もが思い浮かべるのは日光東照宮。

江戸幕府初代将軍・徳川家康公が祀られている、絢爛豪華な神社建築を思い浮かべます。


……ですが、JR日光駅の駅舎は意外にも大正ロマネスク建築。

明治時代に皇室や外国人観光客を意識して設計されたそうですが、バリバリの日本建築である東照宮との対比にはグッときますね。


大正ロマネスク建築のJR日光駅

白亜の駅舎がライトアップされる夜もおすすめ



⑤木造駅(きづくりえき・JR五能線/青森県)


どどーん!とそびえ立つ圧倒的なインパクト。

2021年に世界遺産登録された「亀が丘石器時代遺跡」から出土した遮光器土偶こと“しゃこちゃん”をモチーフにした駅です。


1991年に誕生し、当初は怖いという声もあったものの、今では町のシンボルとして受け入れられているそうです。


一度見たら夢に出てくるかもしれません……。


土偶の装飾がインパクトのある木造駅

なんと、電車が駅に近づいてくると目が光るのだとか…



⑥亀甲駅(かめのこうえき・JR津山線/岡山県)


六角形の模様が入った屋根からニョキと生える頭に、時計の目。

そう、次にご紹介する亀甲駅は「亀」をモチーフにした駅舎なんです。


「亀甲」は、駅の近くにある亀甲岩と弘法大師の伝説からこの地名が付いたとのこと。

駅構内にも亀の銅像があったり、亀グッズギャラリーがあったり、本物の亀が飼育されていたりと、至るところで亀の存在を感じられます。


思わず目を疑ってしまうような外観ですよね……。


亀甲駅は亀を模した個性的な駅舎

こちらの駅舎の亀の目も夜は光るのだそう……



⑦田主丸駅(たぬしまるえき・JR九大本線/福岡県)


さて、次は河童を模した駅です。

ちょっとアヒルのような……ゲフンゲフン、かわいらしい河童ですよね。


田主丸町には河童伝説が伝えられていて、河童をモチーフにしたマンホールやバス停をはじめ、銅像などのモニュメントなど、町内の至るところで河童に出会うことができます。


河童好き(?)の方はぜひ一度訪れてみることをおすすめします。


河童伝説が残る田主丸町の駅舎は河童づくし

駅舎内には「カパテリア」というカフェも併設されていて、まさに河童づくし……



⑧恋山形駅(こいやまがたえき・智頭急行/岡山県)


日本で4つしかない「恋」が付く駅の連携企画「恋駅プロジェクト」の一環として、2013年に駅全体をピンク色に塗装してリニューアル。

自然豊かな山間部にピンクの駅という、異質な空間として生まれ変わりました。


絵馬の奉納場所や、ピンク色の恋ポスト、ハート形の駅名標など……ここまで振り切っているのは見事としか言えません!


約10年、かなり認知度も上がり、「恋のかなう駅」や「写真映えのする駅」として注目されるようになりました。


駅全体をピンク色に塗装した恋山形駅

こう見えても山間の静かな駅です。1日の平均乗降者数は3人ほどだとか



恋山形駅のホームはすべてピンク色です

手前に見えるのが絵馬の奉納場所です。すべてがピンク



恋山形駅の駅名標はハート形でキュート

ハート型の駅名標はかわいい……



さて、今回は8つの駅をご紹介しましたが、いかがでしょうか。

各地には、面白い駅がまだまだたくさんありますので、皆さんもぜひ探してみてください。



閲覧数:17回0件のコメント

Comments


bottom of page