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  • 執筆者の写真スノー

役に立たないユニーク資格

更新日:2023年9月20日

資格をとってスキルアップや収入アップ、はては転職を目指す、なんて前向きなんでしょう。ただ、ひと口に資格といっても玉石混淆。一発逆転の国家資格からこんな資格があるんだ!というようなものもあり、取得した後のことを考えるだけでも楽しそうです。

少し変わった資格を紹介しましょう。



「お好み焼き検定」

お好み焼き検定は、お好み焼きに関する歴史や知識、また焼き方などを身につけて普段よりも一層おいしく食べてもらうことを目的としています。お好み焼きを普段からよく食べる方や、お好み焼きの作り方を学びたい方におすすめです。取得することで、家族や友人とお好み焼き屋に行く際に、腕前や知識を披露できることでしょう。ただ受験のメリットとして真っ先に上がるのが、景品(粉やソースなど)がもらえる、というのがユニーク過ぎます。



「日本ビール検定」

日本ビール検定も、日本をはじめ世界のビールを対象に、ビールの歴史・製法・原料・種類などの基礎から、おいしく飲むための方法・うんちくなど、幅広い分野から出題される検定を実施しています。ビールを飲むのが大好きな人はもちろん、 ビールでおウチ時間を充実させたい人も、何でも知りたい好奇心旺盛な人も、どなたでも受検可能です。この検定で、なんといっても魅力なのが、「満点賞」という100点満点を達成した人にビール1年分が進呈されることです。これが目的で受験する人も結構いるよう。ただ対象者が複数の場合は山分けになってしまいます。

こうした資格はほかにもいろいろありますが、持っていると日々の暮らしが少し楽しく感じられるのではないでしょうか。



「ひよこ鑑定士」

名前はかわいいですが、これがなかなか最強の資格です。正式名称は初生雛鑑別師といって、ひよこのオスとメスを分けていくというシンプルな仕事です。「鶏肉」はオスを、「卵」はメスを利用するため、オスとメスでは与えるエサや飼育方法が異なります。エサのロスを少なくし、適切な飼育を行うために生まれてすぐにオスとメスを分ける必要があるのです。

養成所への入学試験はそれほど難しくないものの、卒業は大変で、その後実務経験を積んで資格試験に合格して、晴れて「初生雛鑑別師」になれるわけです。

とはいえ、国内では昔に比べれば仕事が減りつつあるようです。ただ、海外では需要が大きく見込まれています。まさに、取ってしまえばひくてあまた。腕一本で海外を渡り歩ける職業です。海外で活躍できる上に、フリーランスや副業も自由自在。うらやましいなあと思った方、残念!養成所の年齢制限が25歳以下なんです。まじめで手先が器用、でも自由に生きたい、なんて若者が身近にいれば、勧めてはいかがでしょうか。



「公認サンタクロース」

一方、これとは全く正反対の資格があります。それが「公認サンタクロース」。

現在世界には120人ほどの「本物のサンタクロース」が存在します。グリーンランドにある「グリーンランド国際サンタクロース協会」で認定された人だけが名乗れるものです。毎年7月にデンマークの首都コペンハーゲンで認定試験が行われます。これがユニーク&ハード。まず条件が、結婚していて子供がいること。サンタクロースとしての活動経験があること。サンタクロースにふさわしい体型であること(衣装を含めて120キロ以上/女性は免除らしい)。これをクリアした人の中から、2分以内で、プレゼントの入った袋を持っての50m走・煙突にかかる梯子を上って・暖炉から這い出て・牛乳とクッキーを完食するというある種、障害物リレーを勝ち抜かなければなりません。これに残るとさらに、英語かデンマーク語での面接を経て、やっと公認サンタクロースを名乗れるのです。

この資格は、収入は0円。取得するのも維持するのも大変で、やりがいだけの資格です。報酬は、親と過ごせない子供たちの「笑顔」と「ありがとう」。これこそ究極の資格かもしれません。

アジアで唯一のサンタクロースであるパラダイス山元さん(マンボミュージシャンなど)も後継者がいないのが悩みとか。ぜひ興味がある方は、取得の検討を!


 

こうした資格が役に立つか立たないかは人それぞれ。まずはどんな資格があるかを探して、気軽に始めてみてはいかがでしょう。

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