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  • 執筆者の写真パフェ奉行

大人におすすめ、趣味はじめ 都内で陶芸やってみた

更新日:2023年4月4日



「今年は新しい趣味を見つけたい!」と思い、モノ作りができる施設を探していました。

そこで見つけたのが、目黒区・都立大学駅近くにある「Makers’ Base TOKYO」。

陶芸や彫金、木工などさまざまなモノ作りが体験できる施設です。

興味が湧き、早速陶芸体験のワークショップに参加しました。ハードルの高い趣味として知られる陶芸ですが、果たしてうまくできるのでしょうか?



Makers’ Base TOKYOとは?

ニューヨークのブルックリンにあるような佇まいの工房(画像は公式HPより引用)



まずは「Makers’ Base TOKYO」について軽くご紹介。

目黒区にあるこの施設は、会員制のシェア工房です。店内には、3Dプリンターや業務用ミシンなど、100を超える機械や道具がズラリ。まさに「モノ作りの夢を叶える秘密基地」のよう。


取り扱いが難しい機械もあるため、工房を自由に使えるのは経験を積んだ有料会員だけ。しかし、店内では非会員でも参加できるワークショップが毎日開催されており、講師のレクチャーを受けながらモノ作り体験を楽しめます。「はじめての金継ぎ体験」や「銘木を削り出してつくる万年筆」など、一度は体験してみたいワークショップがたくさんありますよ!



電動ろくろでじっくり陶芸体験

今回は「Makers’ Base TOKYO」公式ホームページから、ワークショップ「2時間じっくり、電動ろくろでつくる陶器」を予約。当日店舗に行き、貸出エプロンを着用したら、すぐにワークショップがスタートしました。


今回のワークショップの参加者は5人。全員が陶芸未経験のため、講師の説明をしっかり聞きながら進めていきました。


ワークショップの流れは以下の通り。

①陶芸用の土をこねて、成形しやすい状態にする ②陶芸の進め方、電動ろくろの使い方について講師から説明

③実際に電動ろくろに触れながら練習 ④電動ろくろを使って作品を3つ制作 ⑤3つの作品から2つを選び、好きな色を講師に伝えたら、作業終了 ⑥後日、Makers’ Baseスタッフが素焼き→色付け→本焼きをして、1~2カ月程度でお渡し


(左)柔らかくする前の土 (右)柔らかくなった後の土



まずは配られた土をこねて柔らかくするところから開始。

つぶしたり叩いたり、練りながら空気を抜いたりする作業は、意外と力が必要です!



5分ほどこねて柔らかくした土を電動ろくろにセットし、準備完了。まずは講師が電動ろくろを使って、お手本を見せてくれます。制作の流れを把握したら、すぐに実践へ。


「初めての方でもお茶碗や湯呑みなら作りやすい」と教えてもらったので、まずはお茶碗をつくることにしました!最初は講師が手を添えて教えてくれるし、失敗してもやり直しが利くので安心です。



(左)まずは中心に穴をあけて、(右)外側に広げながら成形していきます。土の感触が気持ちいい!



自分の手の動きによって土が形を変えていくのは楽しく、しかしわずかな力加減で理想と違う形になってしまい、難しい!

電動ろくろは強い遠心力がかかるため、手指の位置を固定しないと歪んだ作品になってしまいます。講師曰く「土に負けないよう、強い意志をもって!」とのことでした(笑)


私もアドバイスの通りに挑戦してみたものの、最初は厚みが不均一になってしまいました。改めてモノ作りの大変さが身に沁みます……!



(左)ハケで水をつけて滑りをよくして、(右)力加減を調節しながら均一に伸ばします



お茶碗の形になるまで、土を伸ばしたり形を整えたりを繰り返し、自分が満足いくシルエットになったら、土台から切り離して完成です。


3つの作品を作り、中でもお気に入りの2つを選んで終了。完成品の色は16種類から2つ選べました(透明釉以外は別料金)。

陶器を焼く作業と色を付ける作業は「Makers’ Base TOKYO」のスタッフが代わりに担当してくれるので、あとは1~2カ月後に店舗へ取りに行くか配送(別料金)を待つだけ!



(左)釉薬(色)は16種から選べます (右)手前3つが私の作品。最終的に茶碗と浅皿を選びました



約1カ月後、完成品の仕上がりは?

さて、陶芸体験から約1カ月半後、自宅に完成品が届きました!

素焼き・色付け・本焼きの行程を経た作品がこちら。



完成品は焼き縮んで、かわいらしいサイズの作品になりました!

トルコ釉の茶碗は日常使いに、青柚子肌釉の平皿はおやつ皿にぴったり。

ちょっぴり色ムラや歪みもありますが、それも手づくりならではの風合いで愛おしさも増しますね。



今回陶芸体験に参加して、土と自分の世界に入れるのが想像以上に楽しく、陶芸の魅力にすっかりハマってしまいました。今回上手くいかなかったところも、もっと時間をかければ上達できる気がして、陶芸教室に通おうか検討しているくらいです!


集中力や達成感も得られるほか、自分好みのうつわがあれば料理が一層楽しくなるなど、陶芸は大人にぴったりの趣味。新しい趣味をお探しの方は「Makers’ Base TOKYO」の一日陶芸体験から始めてみてはいかがでしょうか。


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