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  • 執筆者の写真しまほっけ

南国気分でちむどんどん!ヨコハマのオキナワに行ってみた

更新日:2023年4月19日



それは、とある平日の朝のことでした。

自宅でテレビに映る某局の某朝のドラマをぼんやりと見ていた私に、抑えがたい衝動が訪れたのです。

「あ~~沖縄、行きたいなぁ・・・・・・」

ドラマの食事シーンって、どうしてあんなに魅力的なんでしょうね。

そりゃ朝っぱらからソーキそばも食べたくなるってもんです。

・・・・・・と、それはさておき、ご時世もあってなかなか気軽には行けない沖縄旅行。

でも待てよ? 

そういえばドラマに登場した横浜市鶴見。実際の鶴見にも、移住してきた沖縄出身者の集まる町があるって、どこかで見たことがあるような・・・・・・。

鶴見なら都心からもすぐ行ける距離。

これはぜひとも聖地巡礼しなければ!




左/一見、沖縄とは関係なさそうな駅ですが・・・?! 右/鶴見区役所には何やら「匂わせ」な横断幕も



というわけで、やって来ました。

神奈川県の横浜市と川崎市の境にある鶴見は、京浜工業地帯の一角にあることから、戦前、仕事を求めて沖縄からの移住者が多く集まった町なんだそうです。

駅からバスに乗り、「仲通」地区で降りると「ちむどんどんするまち」のノボリがちらほら。

ちなみに「ちむどんどん」とは、沖縄の方言で「ちむ」(肝=)が「どんどん」(わくわく)するって意味なんだとか。

2022年は沖縄の本土復帰50周年ということもあって、沖縄にゆかりのある町として盛り上げているみたいですね。

いいじゃない♪

ちむどんどんするじゃない♪

さて、さっそく仲通の商店街を見ていきましょう。




上/商店街の看板やポスターには沖縄の言葉があふれます

左下/自販機ではシーサーがお出迎え

右下/沖縄の食材を取り扱う商店も



あれ?県境いつ越えました?ってくらい、いきなり沖縄色全開です。

オリオンビールの提灯に、どこからともなく聞こえる沖縄民謡のBGM・・・・・・。

すごい、本当にヨコハマにオキナワがあったんだ?!

その中に沖縄料理店を発見し、まずは腹ごしらえをすることに。

ドラマの影響か、店の前に行列ができる盛況ぶりでした。

私が注文したのは、「ソーキそば」と「テビチ」。



ソーキそば(中央/800円・税込)とテビチ(左上/300円・税込)



ソーキそばは、魚介系のダシ香るスープにつるりとした食感の麺。

そして箸でホロリと崩せるやわらかさのソーキ(豚のスペアリブ)がジューシー!

テビチは豚足をやわらかく煮込んだ料理で、コラーゲンたっぷりなプルップルの身が口の中でとろけます!

正直、観光地のなんちゃって料理でしょ?ってナメてました。

ここまで本格的でおいしい沖縄料理が食べられるとは・・・・・・いやはや最高ですなぁ。

商店街にはこうした沖縄料理店が多く並び、お酒好きの人には泡盛を飲めるお店もありますよ。

ほかにも、沖縄の食材や工芸品を扱う物産店なんかもあり、軒先を見ているだけでも陽気な南国ムードに浸れます!

そうこうしていると、何やら本日「沖縄角力(ずもう)」の大会があるとの情報をキャッチ。え?スモウってあのハッケヨイの・・・・・・?!

しかも沖縄ってどういうこと・・・・・・?と思いつつ、会場である「入船公園」へ向かいます。

公園の広場には土俵が特設されており、白熱した試合が行われていました!


沖縄角力は、お祭りなどで行われる伝統の格闘技なんだそうです



沖縄角力は、いわゆるマゲにまわし姿の力士が戦う大相撲ではなく、柔道やレスリングに近いスポーツです。相手の両肩を地面につけた方が勝ち、というシンプルなルール。

互いに相手の胴着の帯をつかんだ状態からスタートし、相手のバランスを崩して倒す!

沖縄角力を見るのは初めてでしたが、スピーディな試合展開にとても熱くなりました!

今回の会場である入船公園では、沖縄の伝統芸能や食、音楽が一堂に会する一大イベント「鶴見ウチナー祭」を2022年11月5・6日に開催予定。こちらも楽しみですね!

沖縄の文化が根付き、花開く町・鶴見。

素朴ながらも、そこにはたくさんの心躍る風景がありました。

ぜひ陸路で行ける沖縄へ、めんそーれ!


※記事の内容は2022年9月1日現在の情報です

※「鶴見ウチナー祭」の詳細は公式ホームページ(https://www.tsurumi-uchinafes.jp/)でご確認ください

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