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おっさんの休日クッキング 手作りチーズでイタリアンの晩餐

  • 執筆者の写真: G
    G
  • 2023年3月13日
  • 読了時間: 5分

更新日:2023年6月5日


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皆さん、ボンジョルノ。


花粉のせいか家で過ごすことが多いため、自炊が増えた今日この頃。

休日によるすべなくネットサーフィンをしていたところ、

偶然見つけたのが「モッツアレラチーズ手作りセット(https://kawashima-ya.jp/?pid=83798330)」なる商品。

(モッツァレラを手作りで‥‥‥)

ミラノ、ローマ、フィレンツェ、ベネチアが頭の中を駆けめぐります。

そしてテラスでワインを片手にモッツァレラを楽しむおっさんの姿が。

おしゃれで素敵なイケメンやで。

あ、よく見たら自分でした。


値段も税込2,138円とちょうど良い設定。

ということでポチってしまいました。



理科室の実験を思い出すかも

モッツアレラを手作リーノ!

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届いたモッツアレラチーズ手作りセット



早速届いた手作りセット。

まずは説明書を熟読します。

(なにぶんモッツァレラを作るなんて初めてなので)

原料となる低温殺菌牛乳や温度計、スケール、ボウルなどを用意。

いよいよ挑戦してみたいと思います。

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左/温度計でしっかりと温度を管理します

右上/モッツァレラの生地

右下/熱さに耐えながら、カードを使って練ります



工程はざっくりと次の通り。

1.牛乳を35~40度に温め、酵素やクエン酸を混ぜます

2.もろもろと固まったチーズの生地を約40度で発酵させます

3.生地を熱湯につけながら練ります。粘りと光沢が出たら完成

温度や重さを慎重に測っているとよみがえる「学習・科学」や「子供の科学」に熱中していたあの頃。

まさに料理って科学ですね。

初めてのチャレンジで一番難しかったのが、温度を下げないよう手早く練り込んでいく最後の工程。手袋をしているとはいえ、乾燥しがちな指を熱湯につっこむというのは苦行です。

すべてはおいしさのため。

熱さに耐えながらこねたり、のばしたり‥‥‥なんとか完成しました。




手作りチーズを使って

イタリアの定番料理に挑戦!


折角手づくりでつくったチーズなので、ただ食べるだけではもったいない。

しかも今日は休日。

ここはいっちょ、こだわりのイタリアンに挑戦です。



―1品目― イタリアカラーのカプレーゼ

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手作りモッツアレラを適宜スライス



まずはチーズとフレッシュトマト、バジルの前菜から。

鮮やかな赤・白・緑のイタリアカラーです。

カプレーゼは、現地の方にとってサラダやおつまみ感覚なんだとか。


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チーズとフレッシュトマト、バジルをお皿に盛るだけ



調理方法は、スライスして盛り付けたらオリーブオイルを振りかけるだけ。

もこ〇ちさんみたいに“ダバダバ”でもOK。

もちろん、な〇やまきんに〇〇みたいに“ヤー”でもOKです。

お好みで塩コショウ、ガーリックソルトやオリーブの塩漬けを足してもいいですね。

ブォーノ。

ワインに合います。



―2品目― オーブンdeマルゲリータピッツア

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残念なことに石窯がないので、オーブンで焼きました



2品目は当然ピッツアです。

ピザ生地にトマトソースを塗り、チーズとフレッシュバジルをのせました。

オーブンは250度で20分くらい?(飲みすぎたのか記憶にございません)

ただ焦げたら匂いでわかるのでだいたいの見当です。

ソースにトマト缶を使う場合は事前に煮詰めて水分を飛ばしてください。

今回は時短で濃縮のトマトピューレを使いました。


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「ピッツァ発祥の地」といわれるナポリの定番ピッツアです




ここで本場の食べ方マナーをご紹介します。


1.タバスコはNG

⇒基本的にシェフへの敬意をこめて追加で味付けをしないのがマナー。またタバスコはアメリカ産であることから提供する店舗は少ないんだとか


2.オーダーは1人1枚

⇒交換するにしてもせいぜい1切れ程度。プレートで完結型のメインディッシュという認識のため、もしシェアしていたらラーメン1杯を複数人で食べている印象になるので要注意


3.ナイフとフォークで食べる

⇒比較的にナイフとフォークで食べる方が多いそう。アツアツで提供されるため、火傷しちゃうからと単純明快。もちろん手づかみで食べる方もいるようです

以上、本場のピッツァマナーでした。



―3品目― 牛すじのホエー煮込み

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イタリア風牛すじ煮込みというイメージですね



ラストはホエー煮込み。

ホエーとは、牛乳からチーズを作ると残る半透明の水分のこと。

ビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、煮込みを作ることに。

鍋にホエーと下茹でした牛すじ肉、牛モツとトマト、ニンニク、ありあわせの野菜(季節のものや好きなものでOK)を投入。ついでにウイスキーやワイン、焼酎などのお酒、ハーブなども追加すると風味付け、臭み取りになります。

今回は冷蔵庫に残っていた大根としめじ、ハーブはお肉やトマトと相性の良いローズマリー、マジョラム(シソ科のハーブ)を入れました。

分厚い鋳物の鍋に、ふたをしてコトコト煮込むこと1時間ほど……

固いすじ肉がびっくりするぐらい、ほろほろに。




イタリアワインも一緒に

手作りだから満足度もアップ!

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1人暮らしのおっさんとは思えない豪勢な食卓に



制作時間は約3時間。

職人気分も味わえた手作りチーズの出来栄えは、Y印やM治の市販品に比べ、もちもち感、伸びがやや不足ながらもミルク感はたっぷり。

そしてすじ肉の煮込みはホエーやトマトのうま味とコクが沁み出したスープに柔らかいお肉が口の中で美味しく調和。ローズマリーの香りにも食欲をかきたてられました。

おいしく感じた理由は自分好みの材料と味付け、料理しながらこみ上げてくる空腹感?かもしれませんが、寂しい休日の午後を多幸感に包まれながら過ごすことができました。

ぜひ、おっさん以外の方も今まで作ったことがない料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。

それでは、皆さんアリーヴェデルチ(さようなら)!

※掲載情報は2023年3月8日現在のものです

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