“それ”は突然、モニターから溢れ出した——。
私がオフィスで仕事をしていたある日のこと。離席しようとして、何気なくノートパソコンの液晶モニターに目を向けたときでした。
「ウィンドウが画面からはみ出している……!?」
事件が起きたのは、ふとノートパソコンを見たとき……。ウィンドウとタスクバーのアイコンが巨大化!?
そこには、作業中のウィンドウがめちゃくちゃに巨大化されて映し出されていたのです。しかも×ボタンも面外で閉じられない!
実はこれ、離席をするためにスクリーンロック(キーボードで「Windows」+「L」)を押したつもりが、拡大鏡(「Windows」+「+」)を押していて、ウィンドウサイズが200%になっていたのでした。
「Windows」+「Esc」で無事、元のサイズに戻すことができて事なきを得ましたが、パソコンを壊してしまったのかと冷や汗が出ました。Windowsよ、この私を驚かせるとは上等です。そもそもこの機能、使います!?
今回は普段めったに使わないであろう、思わず「そんな機能あったんかい!」と突っ込みたくなるようなWindowsの意外な一面をご紹介します。
自由すぎるスクリーンショット
パソコンの画面を保存したいときに便利なスクリーンショット。
「PrintScreen」単体で画面全体を撮ったり、「Alt」+「PrintScreen」でアクティブウィンドウを撮ったりする方が多いのではないでしょうか。
ここでご紹介したいのは「Windows」+「Shift」+「S」で起動するスクリーンショットメニュー。
画面全体やアクティブウィンドウを撮るモードもあるのですが、ぜひ左から2番目、「フリーフォーム領域切り取り」を使ってみましょう。
「Windows」+「Shift」+「S」で画面上端にメニューが表示されます
なんとこの機能、マウスドラッグで囲んだ部分のみ、切り抜いてスクリーンショットを撮ることができるのです!
この機能なら色々なロゴも思いのままに切り抜くことが可能!……って
ええ、まったく使い道が思い浮かびませんw
背景は黒で塗りつぶされてしまうので、これがもし透明だったら、スクラップブックを作るときに便利なのに…
…と個人的には思いました。
ペーストしたいのにコピーしちゃった!そんな時
文字列を選択して、コピーしてきた別の文字列に置き換えたい時、「ペースト」と間違えて「コピー」を押してしまった……よくありますよね? よくありますよね!!!
もう一度コピーしなおすのが面倒。そんな時は「Windows」+「V」を押してみましょう。これでコピーしたテキストのクリップボード履歴をさかのぼることができます。
以前コピーした文章を貼り付けたい時は、リストから入れたい文章をクリックすればOK。最大で25回分のコピー履歴をさかのぼれるので、よく使うテキストをコピーしておくと便利です。
こんな風に、メールやチャット用の「誉め言葉のさしすせそ」をストックしておけば、
職場での好感度が上がるかもしれないし、上がらないかもしれません。
今回はWindowsの意外な機能をご紹介しましたが、ご存知のものはありましたか?覚えておけばいつか活用法が見つかるかも。よろしければ試してみてくださいね!
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