まだまだ暑い日は続いていますが、私の住んでいる地域では
朝晩に時折秋の風を感じるようになりました。
こんにちは。ライターの雑草です。
冒頭で「秋の風を感じる」なんて言いましたが、
正直「あぁ、秋だなぁ」と思うのはキンモクセイの香りを嗅いだ時です。
このキンモクセイの香りを嗅ぐと、日が暮れるまで友人と遊び、
近所を駆け回った幼少期の記憶が蘇ってきて……なんとも言えない寂しさを感じます。
ここでちょっと皆さんにも思い出してほしい、とある経験。
それは「○○のにおいを嗅ぐとあの頃の(もしくは特定の)記憶を思い出す」ということ。
【脳はまさかの「考えるな!感じろ!」で処理している】
とあるにおいを嗅いでとある記憶を思い出すという現象、
実は「プルースト効果」と呼ばれるもので、
脳の感覚処理の方法が関係しているんだそうです。
便利なこの世の中、プルースト効果の仕組みを知るべくネットでいろいろ調べてみると、
まあとにかく難しい言葉がわんさか出てくる出てくる!
私が必死に理解した内容をとてもざっくり説明するとこんな感じ↓
私たちの脳には思考エリアと感情・記憶エリアがあり、
嗅覚以外の4感覚(視覚、触覚、聴覚、味覚)は
思考エリア→感情・記憶エリアという流れで感覚が伝わるそうですが、
嗅覚に関しては直接感情・記憶エリアに感覚が直行するそうなんです。
もっとシンプルに言うなれば嗅覚は
「考えるな!感じろ!」
という伝達方法がとられているようです。
そのため、においは記憶に働きかける力が強く、
記憶とにおいが結び付きやすいのだそう。
今後の生活において相手により強い印象を残したいのであれば、
においを気にかけてみるのも一つの手かもしれませんね!
……とは言いつつも。
昨今では洗濯物の柔軟剤のにおいがきつすぎて
「スメハラ(スメルハラスメント)」なんて言葉もでてきているくらい、
においが良い印象を与えるとは限らない現実があります。
においの好みは人それぞれですもんね……
その人自身が発しているにおいは一旦置いておくとしても、
衣類から発生しているにおいは洗濯で何とかしたいもの。
でも強すぎる柔軟剤はスメハラになるし、
そもそもにおう物って柔軟剤うんぬんの話ではない!
そこで皆さん、「オキシ漬け」ってご存知ですか?
【ずばり!私のにおい対策はコレだ!】
「オキシ漬け」とは、汚れやにおいのついた衣類などを
酸素系漂白剤の洗浄液に漬けてきれいにすることをいうんです。
だいぶ前から暮らし系のネット記事では出現しているこの「オキシ漬け」。
実は私もよくやっているのですが、確かににおい、取れるんです!
我が家では、毎日洗濯していても
次第ににおってきてしまうタオル類の洗濯によく使用しています。
やり方は実に簡単。
1回の洗濯に、オキシクリーンのボトルキャップ1杯分ほどの粉末を入れるだけ。
あとはいつもと同じように洗濯を回すだけ!
頑固なにおいがするものは、温かいお湯にオキシクリーンを溶かした溶液に
6時間~一晩漬けてからいつもの洗濯をすればOK。
洗いあがりは少しキシキシとしますが、
確かに気になるにおいが取れているんですよ!
それはもう、気持ちのいいくらいに。
ただし一つだけ注意したいのが、
洗濯機で使用する際は酸素系漂白剤が向いていないものもあるということ。
洗濯機の取扱説明書をよく確認してから試してみてくださいね。
懐かしき良き記憶を思い出したり、スメハラになったり……
私たちの気持ちを何かと揺さぶってくるにおい。
時には消臭したり、時にはにおいと共に思い出に浸ったり、
上手に付き合っていきたいものですね。
それではまた、どこかの道草で。
雑草でした★
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