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おすすめ小説・文芸 その3

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下町不思議町物語

著:香月日輪

家族の問題を抱えた少年が師匠や妖しい仲間(妖怪や幽霊)と出会い、家族の絆を取り戻していく。自分のできないことを悲観せず前に進む少年の姿にとても応援したくなります。さらっと読める、心がほっこりする1冊です。

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家守綺譚

著:梨木香歩

舞台はおよそ100年前、妖怪たちが身近にいる暮らしを描いた物語。読みやすくそして綺麗な文章。とにかく空気感が素敵な作品です。歳を重ねたらもっと魅力に気づいて、もっと好きな本になる予感がします。

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家族トンネル

著︙辻上みひろ

崩壊しつつあった家族の再生物語。父、母、息子、それぞれが変化していく姿が良い。人が変化するきっかけは意外とささいなことなのかもしれない。

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ラン

著:森絵都

家族を失った少女が現実とあの世を行き来する物語。あの世が美化され過ぎていない絶妙なラインで描かれていたのが新鮮。終わり方が賛否分かれるみたいですが、爽やかな読後感があり好きでした。

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君の膵臓をたべたい

著︰住野よる

余命宣告された女子高生と彼女に振り回される男子高生の青春小説。女子高生のまさかのラストに命の儚さを教えてもらいました。初々しい恋愛模様も魅力です。

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緋色の研究

著:コナン・ドイル

シャーロック・ホームズシリーズ1作目。翻訳本の発売順では1冊目でないことが多いのですが、個人的にはこちらを最初に読むのがおすすめです。やっぱりホームズとワトソンの出会いをまずは知っておかないと!

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古書カフェすみれ屋と本のソムリエ

著:里見蘭

本がそっと解決へ導いてくれる、ほっこりミステリー。本は解決のきっかけを与えるだけ。本が解決しすぎない、本と謎のほどよい距離感がなんとも心地いい作品です。

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書店ガール

著:碧野圭

書店を舞台にしたお仕事小説。全7巻で、1巻は閉店の危機にスタッフたちが立ち向かいます。たくさんの人の協力で困難を乗り越えていく姿に、仕事での人間関係や人脈の大切さをしみじみ感じました。

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羊と鋼の森

著:宮下奈都

新人のピアノ調律師が、職場の先輩や、お客さんとの出会いで成長していく物語。自分には才能がないから努力するしかないと進む主人公の姿にぐっときます。成功だけでなく挫折も多く描かれているのが、また良い。

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私の家では

何も起こらない

著:恩田陸

幽霊屋敷で起こる不気味な8つの物語。短編の中で話が繋がっているのが、怖いだけじゃない、読む楽しさがあります。刺激強めの料理女の話が筆者おすすめ!

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